北米原産で外来種のマツヘリカメムシが、九州地方でも発見されました。
このマツヘリカメムシは、種子や新芽、球果(松かさ)などを吸汁して加害する、マツ類の
重要害虫です。また、冬眠の際に、建造物内に多数侵入し、ポリエチレン製の配管設備などを
吻で損傷する例など、家屋害虫となる場合もあります。
2008年、東京都や神奈川県など首都圏にて確認されて以来、分布が全国に拡大している模様です。